イギリス旅行記その2。
ブログで旅行記を書くにあたり撮影した写真を見直しているのですが、「なぜこれを撮った?」「なぜあれは撮らなかった?」というものがあまりにも多いので、ブログ内文章と写真の内容がビミョーにずれている箇所が多々ございます。ご了承ください。もっと写真撮っておけばよかったです。
それでは、ロンドン編・後編です。
「続きを読む」からどうぞー。

前日に爆睡したのでAM5時に目が覚めましたが、冬はなかなか外が明るくなりません。
明るくならないと公園で散歩さえできないので、二度寝しました。イギリスでは毎日こんな感じの生活をしてました。

次に8時に目が覚めます。だんだん外が明るくなってきたので、朝食を食べてバッキンガム宮殿を見に行くことに。

Green Park駅で降りて少し歩きます。……と思ったら、小雨。衛兵交代式は果たしてあるんだろうか、と思いつつも、とりあえず向かいます。

バッキンガム宮殿に到着。すでに式が見やすいであろう場所には人だかりができていました。小雨が降ったり止んだりしていますが、特に中止のアナウンスもないので待ちます。
馬が出てきました。綺麗な目をしていました。
しかし交代式は始まる気配がなく……しばらく待ってみましたが、結局「No change today」という(おそらく警備の人の)声がどこかから聞こえたので、どうやら雨で中止になってしまったようです。その声を皮切りに、押しかけていた人々が次々に宮殿を後にしていきます。衛兵交代式は見ておきたかったですが、こればかりは仕方がないので撤退。宮殿を見られただけでも個人的には十分です。
帰り道、雨のGreen Parkの自然に癒されながら散歩していたら、急に「そうだ、ロンドン塔、行こう」と思い立ちました。

ぱぱっと昼食を取りつつ、地下鉄に乗ってTower Hill駅に到着です。駅を出るとすぐに大きなシルエットが……。

こちらがロンドン塔です。ロンドンの曇り空が似合ってます。
伝説通り、カラスもちゃんといました。ここにいるとカラスがめっちゃ強そうに見えます。
RPGのフィールドマップに突如現れた古城ダンジョンみたいな外観ですが、実際この塔、中身もRPGのダンジョンです。というわけでRPG気分を味わうべく、チケット売り場でチケットを購入し、入場。
入場ゲートに少しだけ並んだのですが、そばにある木に野生のリスがいました。
ロンドンは都会ですが、至るところで自然を感じます。
中に入って探検。広場を囲む形で数多くの塔があり、それぞれの塔に名前がつけられています。中には「the bloody tower」などという物騒な名前の塔も(血生臭い名前でしたが、入ってみるととても快適空間でした。身分の高い人が幽閉されていたっぽいです)。それよりも、実際に使われていた拷問器具などが置いてある「the Wakefield tower」の方にゾワッとしました。この辺りはさすがにカメラを向ける気にはなれませんでした。

ロンドン塔の歴史や事件を展示で学びつつ、RPGダンジョンの雰囲気を楽しみます。
時々、兵のオブジェにエンカウントすることもあります。こうやって戦ってたのかなあ。

塔はやはり石造りの狭い螺旋階段だらけなのですが、ぐるぐる上り下りするのもわりと楽しいです。目が回る。

塔と塔は通路で繋がっている場合が多いので、それぞれの塔を渡り歩くことができるのですが、人ごみに疲れたので通路を下りました。
近くにあったジュエリーショップに行ってみると、王冠モチーフのジュエリーや雑貨などが大量に置いてありました。王冠モチーフ、とても好きです。とういわけで、記念に王冠のクリスマスオーナメントを購入しました。今は自室のドアノブに引っ掛けてあります。

辺りをぶらぶら散歩します。中世にタイムスリップしたかのような気分です。創作意欲がわくわく。西洋風ファンタジーも描きたくなってきました。

たっぷり創作意欲を沸かせ、ロンドン塔を堪能したところで出口を抜けると、タワーブリッジがええ感じに見えました(記事一番上の写真参照)。写真スポットですねー。皆タワーブリッジを背に写真を撮ってはるのですが、ぼっちなので撮れない……と思ったら、観光客カップルが写真撮ってくれへん?と。快く彼らを撮影したら、お返しにと自分の写真も撮ってくれました。ぼっちに優しい観光客。ありがとうございました。

さて、たっぷり歩いて小腹も減ったので、アフタヌーンティーへ行くことにしました。ぼっちでアフタヌーンティーしてきます。

Picaddilly Circusに到着。oyster card本当に便利です。
昼過ぎなので人が多いです。流れに身を任せるまま歩いていくと、到着。
BURBERRY店舗です。店舗の佇まいからとても好みです。
実はこの店舗にだけ、世界に一つしかないBURBERRYのカフェができたそうです。
確かに見つけました。ほんまにあったんや……と見回してみても、外からでは入口が見当たりません。と思ったら、BURBERRYの店舗の中にひっそりと入口があるようで、店舗に入りBURBERRYの商品を流し見つつカフェへ。

こちらが世界に一つしかないBURBERRYのカフェ、Thomas’ Cafeのアフタヌーンティーセットです。一部食べかけですみません。
ぼっちでも温かく迎えていただきました、ありがとうございますすみません。照明がエジソン式電球だったので、インダストリアルな雰囲気もありつつシックで落ち着いた印象のカフェでした。紅茶の茶葉も選べますが、店員のお兄さんオススメのなんとかダージリンをいただきました。美味しかったです。
カフェを出る頃にはすっかり暗くなっていました。やっぱり冬なので日が暮れるのが早いです。ただ、夜のPicaddilly Circusはクリスマス電飾も残されており、とても煌びやかで明るい場所でした。
カフェを出て通りの雑貨や服の店を回って買い物しつつ(紙雑貨専門店で2018年のスケジュール帳を購入しました)、荷物を置きにホテルへ戻ります。

一度ベッドに座ったらアカンですね。寝ようかという気になってしましまいます。
しかしさすがに18時過ぎに就寝するのは現代人としてどうなのかと思い、せっかくなので大英博物館へ行くことに。さっきついでに行けばよかった。

ロンドンでは、金曜日はわりと遅くまでミュージアムが開いています。大英博物館もその一つで、比較的人が少ない時に展示品を楽しむことができます。
早速地下鉄で向かいます。ロンドンではとりあえず地下鉄乗ればどこにでも行けます。

Tottenham Court Road駅に着いてから、少し歩きます。すると通りに、ひときわ目立つ建物が見えてきました。

夜の大英博物館です。夜はまたきらびやかで良いです。
荷物検査をして入場します。ちなみに大英博物館も入場料は無料です。すごい。
中は広すぎて、全て観るにはとても一日では足りません。
とりあえずは、と、ロゼッタストーンを見に行きました。夜なので目の前で見られます。いざ目の前にすると、神秘的な何かを感じる気がします。何かしらパワーを貰えた気がしますが、多分気のせいです。
ショップもまだ営業していました。ロゼッタストーン関連グッズや、はたまた可愛らしいバステトさんのぬいぐるみなんかも。
バステトさんは嵩張る気がしたので、ロゼッタストーン型USBメモリとラバーダックを購入。セレクトが謎なような気もしますが、曰く人気商品だそう。他にもヒエログリフが書ける定規?などもありました。結構シュールなお土産多くて楽しいです。

足が疲れたのでじっくり見ることを諦めつつ、他の展示も回ります。エジプトとギリシャの展示。こんな貴重なものをタダで見られる。最高です。

啓蒙思想の間という部屋があり、ここが本当に好みです。創作意欲がもりもり。

展示はこれ以外にもまだまだあるのですが(日本の浮世絵などもありました)、いかんせんこの日はすでに歩き回っていて体力の限界が近づいていたため、ここで断念。どうせまた来るだろうと思いつつ、博物館を後にします。

そしてホテルに戻って爆睡しました。
次の日はロンドンを離れます。
続きはまた今度書きます(多分)。

→ ロンドン編・前編