2018-11-14
イギリスぶらり一人旅①
去年(2017~2018年)の年末年始、一人でイギリスに行ってきました。
せっかくブログを始めたので、今更ながら旅行記を書きます。そんなに写真を撮っていないので文字も多めになるかと思いますが、よければご覧ください。
まずはロンドン編・前編です。
「続きを読む」からどうぞ。

2017年年末の某日早朝――ぼっちでイギリスに向かいます。運よく往復直行便が取れました。

離陸してからしばらくするとロシアの上空に差し掛かるのですが、ずっとこんな景色でした。見てるだけで寒そう。

移動時間が長いので「飛行機の中で作品のプロット練るぞ!」とか意気込んでいたのに、実際は爆睡して終わりました。
機内食は何食べたのか忘れましたが美味しかったです。確か和食だったかな……。

爆睡してたらロンドン・ヒースロー空港に到着してました。
この日はクリスマス関係の運休で、空港から中心部への特急「Heathrow Express」が出ていませんでした。そちらに乗れば15分くらいで着くのですが、こればかりはどうしようもないので、地下鉄を乗り継いで宿泊ホテルへ向かいます。

ところでロンドンの交通は便利で、「oyster card」といういわゆるICOCA(確固たる意思でPITAPAとは言わない)みたいなカードを購入してチャージしておけば、一日の支払い上限額あり(確か1000円くらい?)で区間内の市バス・チューブが実質乗り放題です。
なんとどれだけ乗っても、その一日の上限額を超えて引き落とされることがありません(区間とかがありますが)。
というわけで、来て早々にoyster cardを使っていきます。

実はこの間に紆余曲折あり、この旅行でメインで使う予定だったクレジットカードが早速ぶっ壊れたのですが、VISAとMaster Cardの予備を持っていってたため事なきを得ました。
クレジットこんなに必要やろか……?と思っていましたが、やっぱり予備はあった方がいいなと感じました。(ちなみにこのぶっ壊れたクレジットカード、約1年経とうとしている今現在も直しておりません)
JCBも一応持って行ったのですが、ロンドンの観光地では使用できるところはあったものの、郊外は使えないところばかりでした。圧倒的に上2つのクレジットの方が使えます。

地下鉄を乗り継いで寒い夜の町を歩き、そんなこんなでホテルに到着。チェックインを済ませて、その日は部屋の紅茶を飲みつつ爆睡しました。

……紅茶といえば、イギリスではペットボトルを使うのが面倒なので水道水を沸かして淹れてました。
イギリスの水道水は硬水なので、やっぱり紅茶の味も違いました。軟水で淹れるとさらっとした感じですが、硬水だと少し舌触りがあるというか……気のせいかもしれません。
なんでも紅茶には日本の軟水(特に酸素を多く含む水道水)の方が合い、美味しく淹れられるらしいです。

朝です。ホテルの朝食美味しかったです。イギリスではとりあえず朝食は間違いないです。
マッシュルームに味はありませんでしたが、塩をかければ美味しいです。何にでも塩をかければある程度美味しくなります。
ビュッフェ形式でジュースは自分で入れますが、紅茶・コーヒーはスタッフさんがサーブしてくれました。めっちゃ美味しかったです。

そして……今回の旅行のお目当てであるシャーロック・ホームズ ミュージアムへ!

ミュージアムのあるBaker Street駅のホームは、この記事トップの写真みたいになってます。小さいホームズズ(複数形)が集まって大きいホームズになっています。これを見るだけでも大分満足感あります。

Baker Street付近は街中がホームズだらけです。さすが国民的英雄(?)。

ミュージアムはBaker Streetを少し歩いたところにあります。こじんまりとしたアパートのような建物ですが、あの221Bが再現されているのです。※実際にここの住所が221Bというわけではないです。
朝早いのにもう人が並んでます。
チケットはミュージアムショップのレジで頼んだら購入できます。購入したらしばらく外に並んで順番待ち。
寒くない寒くない。いややっぱり寒い。※12月末
待っているうちにだんだんと入口が近くなってきます。門にかかってる看板、とても好きです。これを模したポストカードがミュージアムショップに売ってたので購入しました。
待つこと十数分……
一定人数が時間制で一斉に入場するようで、家族連れやご友人同士、または恋人同士かと思われる方々と共に、ぼっちで入場しました。

入場すると……

本で読んだあの光景が目の前に。壁の銃痕もちゃんとあります。
写真が下手で申し訳ない限りですが……。
そんな部屋の中で、ホームズ柄のネクタイをつけたお兄さんがツアー形式でいろいろ説明をしてくれました。でもお兄さんごめんなさい、目に焼き付けるので精一杯で耳がほとんど機能していませんでした。
まあ「これがあの銃痕ですよ~」「ここがシャーロックの部屋ですよ~」という分かりやすい説明だったので、聞き流してても展示内容は大体理解できます。
この時期は暖炉が使用されているのでそれも良かったです。

蝋人形で物語のシーンが再現されていたりします。モリアーティもいました。

しばらく堪能したところでミュージアムショップへ。

お土産含めたくさん購入しました。ディアストーカーやホームズ風テディベアもしっかりお出迎えです。他にもスタッフさんの着けていたホームズ柄ネクタイや各種書籍も売ってました。
目移りして仕方が無いので、名残惜しいですがほどほどにして去りました。きっとまた来ます。

ミュージアムを去り、工事中のビッグベンを拝みに行きます。
混雑中の橋を流れに乗ってゆっくり歩くと、ビッグベンもロンドンアイもいい感じに見えてきます。

こちらがロンドンのシンボル、ビッグベン君。見事な工事っぷりです。若干さびしい気もしますが、珍しい姿を見たということで……。
ウェストミンスター寺院。せっかくなので入場しようかな?と思ったのですが、長蛇の列を見てやめました。
近くにはチャーチルさん等、偉人たちの像が立っていました。眺めつつしばし休憩します。

小腹が減ってきたのでパブ飯を食べに行くことにしました。

確かTemple駅だったような気がしますが……少しだけ地下鉄に乗って来たパブです。もともと銀行として使われていた建物を使用しているらしい、オシャレな建物です。
ここでパイを食べて腹ごしらえします。付け合せの野菜には一切味がついていないので、付いてきたタレのようなもので適宜味付けしました。ぱっと見サイズは小さめに見えますが、結構腹持ちします。お腹いっぱいです。

パブでお昼も済ませてあたりをぶらぶら。買い物やら済ませて一旦ホテルに戻りましたが、まだ夕方。
ここで、若干ニッチなミュージアムに行くことにしました。

こちら、「Wellcome Collection」というミュージアムです。
人体や医療とデザインの融合というのでしょうか、そんな感じの博物館です。古今東西の標本や医療器具を見ていると、改めて「医療って進歩してるよなあ」と思います。
人体の構造や機能がうまい具合にデザイン化されていて、こんな風に感覚的に医療が学べたらいいなーと思ったり。

ここのミュージアムショップ、医療や科学がいい感じにデザイン化されているグッズが山ほど売ってます。好きな人は本当にハマりそう。とりあえず元素周期表デザインのティータオルを購入しました。まだニホニウムという名前が入っていませんでしたが。

ちなみにロンドンでは、ほとんどのミュージアムは無料で入館できます。あらゆるものが見放題。すごいや。
ミュージアムも厳選しないと、数日では回りきれないと思います。

歩き疲れたのでホテルに戻り、日本から持ち込んだ食料を食し爆睡。
カップ麺は硬水のお湯で入れてもひたすらにカップ麺でした。

ロンドン編・前編終わり。

→ ロンドン編・後編